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東京都足立区の歴史
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所在地 足立区西新井1-15-1 (西新井大師)

   登録 昭和57年(1982)12月
 この堂は一見三重の塔に見えるが、江戸時代に流行した三匝堂(さんそうどう)で、俗に栄螺堂(さざえどう)と言われる仏堂の一形式である。江戸中期本所の羅漢寺に建てられたものをはじめとして、関東以北の寺院に相当建てられたらしいが、今に残る遺構は非常に少ない。都内では明治17年(1884)改築とはいえこの堂のみで、貴重な建築物である。
 堂の内部には、初層に本尊の阿弥陀如来と八十八祖像、二層に十三仏、三層に五智如来と二十五菩薩を祀ってある。現在は本尊が新本堂に移されている。
 昔は、ここに参れば一時に諸国の霊場、諸仏を巡拝したのと同じご利益があるとされ、さざえの殻の中のような堂内を初層から三層まで巡拝した。
 平成16年(2004)3月 足立区教育委員会

 
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